我が家に二宮金次郎がやって来た訳

 

二宮金次郎

 

 

これには長~い長~い物語がございます。

 

 

主人の父親のそのまた父親(曾爺さん)が昔・・・

90年近い?前の話・・・・・

当時、自分達の子供が通っていた小学校に寄贈した物だそうです。

が、しかし・・・

今はその小学校も20年くらい前には統合してしまい、学校は取り壊され・・・

その小学校の跡地には町の施設が建てられました!

その折、この二宮金次郎が紛失!!

当時の役所の建設課やら、解体業者などいろいろ聞いたが分からないとの事!

壊して捨てられてしまったのだろうか?

捨てるのだったら何らかの話があってもいいのではないのか?

 

 

そして

そんなある日

私達は趣味のきのこ採りに山へ出かけました!!

狭~いジャリ道をトコトコと・・・

山の突き当たりまで来てしまいました!!

よし!

ここ、探そう

20分くらい探したが、きのこは見つからない・・・

1本でも見つかれば周りに有るはず・・・・・

ない!

無かった・・・

 

車に乗り帰ろうとしてエンジンをかけたのですが・・・・・

「きのこの臭いがする!!」とダンナ・・・・

また車から降りて探したのでした

 

 

先に見つけたのはダンナ!

 

「あった~!!」と大きな声

「わーーーー!!ほんとうだ!!しかも沢山!!そこにも・・ここにも・・・・」

きのこ採りに夢中になってて・・・

ふと・・・・・・・

腰を伸ばしたら・・・・・!!!!!!!!!!!!!

 

 

あああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

目の前に二宮金次郎が!!!!

 

しかも・・崖っぷちに・・・・

 

今にも崩れ落ちそうな所に・・・・・

 

「ここに居るぞ」と言わんばかりに・・・・・

 

さっきここには、きのこが無かった所?????

 

もう一度探したら・・・・あった・・・・・きのこも二宮金次郎も・・・・・・・

 

鳥肌がたちました!!!

 

たぶん、曾お爺さんが、見つけてくれ~って、呼んだのかも知れませんね!

 

紀元

 

 

寄贈者 松井市五郎の名前もそのまま残ってました

 

少し剥がれ落ちてる所もありますが、

 

今は我が家の庭に無事戻って参りました。

 

御清聴ありがとうございました。